2009年4月24日金曜日

創価学会の横暴を暴く!(part2)


         ・この連載を書くにあたって読んだ本(細評は下記参照)



と,言うワケで予告通り、連載の続きを書いていきたいと思います。

3、独裁者を賛美する池田大作

中国共産党を讃美し続けている池田名誉会長の姿を見て入れば分かると思いますが、彼は徹底して独裁者を讃えてきました。「主体思想」を掲げて迷走を始めた金日成を「社会主義建設で大きな進歩を遂げた」と称賛し、1983年にはルーマニアの時の権力者,チャウシェスクに対しても、「若く偉大なる指導者」などと、手放しの賛辞を送りました。しかし,政権崩壊後は、何事もなかったかのように批判の立場に回り、ブカレスト蜂起に立ち上がった市民を誉め讃える,という手のひら返しです。その発言には責任も何もあったものじゃないのです。
            ・ノリエガ(右)と握手を交わす池田名誉会長(左) 
その他,パナマの時の権力者であるノリエガ将軍とも友好関係を結んでいました。その後,1989年にパナマは、米軍兵士の殺害などを理由にブッシュ(父)大統領による米軍の侵攻を受けます。拿捕されたノリエガは、自身が池田の指示で学会の資金をパナマで運用し、麻薬取引の資金繰りにも使わせていたことなどを自白たのです。(この事件には小沢一郎の関与説も。)
また、ウズベキスタンのかつての独裁者,カリモフとも交友があったといいますが、学会員の多くは、こうした事実を知りませんし、よしんば知ったところで、「池田先生は騙されたのだ。」としか思わないようです。 どころかゴルバチョフと交友があることを、これ見よがしに自慢してくれる始末です。

・勝訴した裁判のことだけが書かれた、まるで大本営発表のような学会の広報


4、とてつもない公明党

①代表を含む人事は全て学会幹部の手に...

公明党の議員は、学会員の中から名誉会長や最高幹部たちにより選出されます。また,代表も、同じく幹部ないし名誉会長に選出されています。つまり、公明党の代表選挙は結党以来一度も行われていないのであります。

そのため殆どのところ、公明党というのは、学会の言いなりになるのです。もし下手に逆らうようなことがあれば、公認を取り消され、挙句には聖教新聞や集会などで「悪人」に仕立て上げられてしまうのでですね。この文書を作成するに当たり読ませてもらった著書の著者である福本潤一や先日,学会を相手取った裁判に勝訴した矢野絢也も、学会のこうした性格を批判しています。

②公明党とカネ
予てから政治とカネについて公明党には幾つかの疑惑があり、更にそのうちの幾つかは、どうやら確信犯のようです。

まず、当選した議員から「上納金」として数百万円を吸い上げている,というもの。また,それが政治資金収支報告書に記載されていないのではないか,とするもの。次に非課税の宗教法人施設を使っての選挙活動問題。或いはアメリカ創価大学への寄付の押し付け,そして最後がいわゆる「P(=プレジデント→池田名誉会長)献金問題」です。とにかく公明党の議員は何かにつけて学会からお金を吸い上げられている模様です...。(お気の毒さま...ですね。)
また,福本氏は、池田名誉会長の著作である『新・人間革命』を地域書店で、政党助成金ないし政務調査費を使って200部程度購入することを命ぜられた,とも指摘している。これもある意味では「献金」と云えますが、そこまで知恵が働くのなら庶民のためになる政策を考えて貰いたいものですね。


③まさにマッチポンプ

            ・美辞麗句が踊る公明党の宣伝用ビラ


公明党はしばしば「増税戦犯」と呼ばれているのですが、そもそもの発端は‘03年総選挙でのマニフェスト(政権公約)にあります。ここで公明党は、「基礎年金の国庫負担割合の段階的引き上げ」を理由に、「所得税の定率減税及び年金課税の見直し」を掲げました。これはその後定率減税の廃止と年金増税という形で提言され、これらは‘06年から実施されます。住民税額と連動して決められる国民健康保険料や介護保険料もこれらの増税に連動して増額したため、「雪だるま増税」とでも言うべき事態を引き起こすこのになったのでした。その他,公明党は、コメ輸入自由化や派遣労働法の改悪など、現在にまで尾を曳く幾つかの問題において「賛成」の立場に立ってきました。現在,公明党のポスターには「庶民の生活を守る」とか「増税反対」といったニュアンスの文字が見受けられるますが、マッチポンプもいいところです。もう公明党には用も存在意義もないので、寝たふりしてる間に出ていってほしいものです。
 
 
5、この章の結び
 
この連載も、残すところあと一回です。ここまで読んでいただいた方には、創価学会の怖さを分かって頂けたのではないかな?と思います。 しかし,幾ら創価が恐ろしい団体だからといって、くれぐれも信者を無下に攻撃したり、いじめの対象にしたりしないで下さい。それをしてしまえば、あなたのやっていることは、池田大作と同じですよ?じゃあ今日はこの辺で,ジベリ!

<関連資料>
~著書~
『創価学会 公明党/カネと品位』 (著:福本潤一)
 <著者プロフィール:福本潤一(ふくもとじゅんいち)/1949~>広島県出身の政治家・博士(農学)であり、その後,新進党・公明党の所属議員として2期12年間活動。2007年,秘書の葬儀問題を理由に公明党からの公認を得られず、異例の「離党」を。(同時に創価学会も脱会している。) 
2007年の参院選では、学会からの妨害の下,選挙戦を戦うも落選。最近はこうした学会批判の著作を発表しており、また,民主党への接近など、政界における動向も注目を集めている。 
~サイト~
・日本共産党HP
「公明党はなぜ増税戦犯と呼ばれるのか?」
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-02-24/2007022402_03_0.html
「北朝鮮問題」反省すべきは公明党ではないのか
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik/2002-11-23/14_0401.html
・創価学会の麻薬ビジネス
http://www.e-net.or.jp/user/mblu/ndb/skbk1/sg1/media/mayaku.htm
・池田大作「海外要人会見」のお粗末ルーマニアの独裁者チャウシェスク大統領との蜜月 
http://www.forum21.jp/contents/03-2-1a.html
・ウィキペディア
(創価学会,牧口常三郎,戸田城聖,池田大作,公明党etc…)
・you tube
<VS創価>亀井静香のターン(国会にて
石井一〝P献金〟「公明党と創価学会」
創価を脱会して・・・

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