2010年8月7日土曜日

朝鮮学校無償化は再考すべき!

結局,文科省の方針としては、朝鮮学校も無償化する方向で動いているようですが、僕としては同方針に反対です。

外国人参政権に反対している国民新党が、この法案に賛成なのはどうしても頂けないのですが、亀井静香さんは「(政治的問題と)子どもの教育は関係ない」との考えから賛成しているそうな...。僕は亀井先生を義理人情の権化だと思っているのですが、今回はそれが悪い方向に働いてしまったかな?と考えてます。亀井先生には先程,メールにて反対の意見を述べ、再検討して頂くようお願いしたのですが、皆さんもよかったら与野党問わず政治家の方々にご意見を述べて下さい。それで何が変わるかは分かりませんが、何もしないよりはマシだと思うので^^;


1、なぜ反対か?


※念のために言っておきますが、僕は別に朝鮮学校のみの無償化に反対しているワケではありません。その他インターナショナルスクールや外国人学校についても無償化するべきでは無い,というのが僕のそもそもの見解です。

朝鮮学校では、国の指定する教科書が使われず独自の教育が実施されています。学校には金日成の肖像画が飾られ、教育の方針は「主体思想」という悪質極まりない思想に基づいています。教壇の上には金日成の肖像画が飾られ、堂々たる反日教育が行われている,という話もよく聞きます。そうした実態を把握・検証すること無く、容易に無償化を決めてしまう,というのは、国民への冒涜であると云われても致し方ないものであります。



・参考資料:朝鮮学校の実態(産経新聞)http://sankei.jp.msn.com/world/korea/100807/kor1008070121001-n1.htm


2、憲法違反

この方針,実はそもそも憲法違反なんですよ。護憲派(笑)の多い民主党がこれを推進しているところに、そのご都合主義の極みを観ることが出来ると思います。


―日本国憲法第89条―
「公金その他の公の財産は、公の支配に属しない教育の事業に対して支出しまたはその利用に供してはならない」

朝鮮学校は学校教育法上では一般の小中高校ではなく、各種学校(いわゆる予備校や料理学校,その他,技術・芸能学校などはこの扱い)に位置つけられて付けられてます。また国の指定する教科書を用いておらず、そして言うまでもなく公的な事業として行われているものではありません。たしかに今回の無償化は上で挙げた「各種学校」も対象になっており、その意味では問題ないようにも感じるのですが、それでも文科省の指示を一切聞かず、朝鮮総連の力をバックに動いているような組織を,そして先述したような悪質な思想教育を展開している同校を支援することに、何のメリットがあるのでしょう?甚だ疑問であり、到底賛同することは出来ません。


4、まとめ

無償化賛成論者は「子どもの権利条約」(28条)を理由に、同方針が妥当である,かのような言い方をしています。以下がその文面です。


~子どもの権利条約第28条(教育への権利)~
「すべての子どもの教育の機会の平等を基礎として達成するために、すべての者を対象に高等教育を利用する機会が与えられる」

はい,たしかに‘機会が与えられる’とはありますね。でも、どこにそれが「無料で提供されなければならない」と書いてますか?何も法的にこの学校を閉鎖する,と言ってるワケではないんですから、「機会」は十分に保障されています。そもそも法的には「高等教育」扱いじゃないんですから、どうしても高等教育が受けたければ日本の公立校に行って貰えればタダですし、日本が嫌いだというのなら祖国に帰って貰ったら結構なんですよ。どうぞ「地上の楽園(笑)」へとお帰り下さい。 (※「子どもの権利条約」の引用箇所について、誤りがあったので以下のページにて訂正文を書かせて貰いました。→http://ten-sen-progress.blogspot.com/2010/08/blog-post_14.html



もしもこのまま無償化路線でいくつもりなのならば、行政としては文科省の指示を受けるよう学校側に指導するべきでしょう。それを飲まずに悪質身勝手な教育を展開するようであれば、無償化などしてはいけませんし、血税をビタ一文注ぎ込むべきではありません。

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繰り返しになりますが、僕は何も民族・国家を差別する意味合いでこのような記事を書いたのではありません。たしかに北朝鮮なんて滅べばいいとは思ってますし、朝鮮総連をゴミを見るような目では見てます。でも,それらはその組織の在り方・姿勢を批判しているだけであり、何らレイシズムに基づく批判ではありません。ホントにその点はご了承下さい。

   ↑
こういう但し書き付けなきゃ、また脅迫メールとか送られるんだよね,ウン。多分,付けても送られるんだろうけど一応...ね(笑)

在特会とか新風みたいなチンピラまがいの下品極まりない右翼集団もたしかに僕は嫌いだけど、それ以上に鬱陶しい時あるんだよね,自称‘人権団体’とかいう奴ら...。なんか言うと被害者ぶり始めるんだけど、そういうのに限ってチベットとか東トルキスタンとかを例示するとダ~ンマリなんだもんwww

要するにその程度なんだよな,ウン。日本叩けりゃそれで良いって思ってる奴らが居るんだよ,それも日本人の中にね。悲しいし信じ難い話だけど、居るものは仕方ない(呆...)


僕は日本を良くしたいって思うのに右も左もないと思うんだけどね。我が国を貶めたいヤツが居るなんて、ホントに悲しいよ。まぁ,ちょっと話はずれちゃったけど、僕の言いたいのはそういうことなんだな。じゃあ今日はこの辺で失礼するね,ジベリ!

3 件のコメント:

S.S. さんのコメント...

僕も断固反対ですね。
Senichiさんの言うことに完全に賛同します。

そもそもインターナショナルスクールって特定の国籍や民族を対象としているわけじゃないですか。そこに日本国民の血税を投入するって常識的におかしいし、そもそもその国に対する権利の侵害だと思うんです。その国の教育方針に一応のところ従ってい教育しているわけですし。特定の民族や国籍を対象としていないインターナショナルスクールに関しても、どこにも属さないっていうスタンスなわけですから、そのスタンスを侵害するような行為は避けるべきだと思うんです。

S.S. さんのコメント...

子どもの権利条約の件なんですが、高等学校は中等教育だから、

すべての子どもの教育の機会の平等を基礎として達成するために、種々の形態の中等教育(一般教育及び職業教育を含む。)の発展を奨励し、すべての児童に対し、これらの中等教育が利用可能であり、かつ、これらを利用する機会が与えられるものとし、例えば、無償教育の導入、必要な場合における財政的援助の提供のような適当な措置をとる。

こっちじゃないですか?
間違ってたらすみません(汗
意見自体は僕もその通りだと思うんですけど、脅迫メールかなんかでここ突っ込まれたら困ると思ったんで……

天王寺センイチ さんのコメント...

>S.Sさん

そうなんですよね。そもそもインターナショナルスクールとか外国人学校っていうのは、ある意味では所在国に属さない権限を持っているんですから、必然的に国庫でその予算を賄うというのはおかしな話しなんですよ^^;


あと,子どもの権利条約については、改めて調べてみたところ、指摘にあったようにそっちの条文ですね。また改めて訂正しておきます。

更に言うと、どうやら28条,29条(C),30条の3つを論拠にしている模様なんですが、そもそもこの朝鮮学校に関して言うと、実態を聞く限りでは教育機関として位置付けるのがそもそもどうなのかな?といったところなんですよね。ここでやってることこそ、子どもにとって有害なんじゃないかな?と思ってしまうところです(笑)