2012年12月17日月曜日

愚かな決断、悲惨な結末

先日の選挙結果、なんと自民党が294議席を獲得するという結果に終わりました。維新の会も当初言われていたほど熱狂的な支持は見られなかったものの大きく議席を伸ばす結果となりました。(ついでにみんなの党も...)まずこの事実について僕は落胆しているとともに大変な憤りを感じているところです。本当に愚かな決断を下したなと呆れ返っています。

・昨日のお弁当。(山科で投票所のスタッフをやってました^^)

しかしながら比例代表での得票数自体は多くないどころか非常に少ないんですよね。大敗した前回衆院選(2009年)が55議席なのに対して今回はそれをわずかに上回る57議席。浮き彫りになったのは現行の選挙制度の問題点(更に詳しく言えば小選挙区制)ではないでしょうか?たしかに小選挙区制度は政権の安定には有効ですし、二大政党制を生み易い制度ではあります。しかし導入の当時とは時代背景が大きく変わりました。意見の多様化もその一ですが、更に言えば二大政党制自体が限界に来ているところがあるのです。近年のイギリスもそうですし、アメリカですらそういう色合いが見え始めています。(今ではすっかり小沢支持の自分ですが、この点については軌道修正を願いたいところであります。)

安倍さんは予てよりの目的である憲法改正、もっと具体的に言うならば集団的自衛権を認める方向に向かって動くものと思われますが、これに関しては危険以外の何者でもありません。ただでさえアメリカの下請けのようなことをさせられている自衛隊が、これからはアメリカ(ないしイスラエル)の利益のために戦場の最前線に送り込まれることになるのですから...。そして最終的にはアメリカの思惑通り、日中戦争をやらされることにすらなり得るのです。そのとき米軍は何かしてくれるでしょうか?恐らく殆ど何もしてくれません。だって尖閣問題のときだってアメリカはロクな助け舟を出してくれていませんからね...。

消費増税も決行されます。たしかに「デフレ脱却」を打ち出してはいますが、そのメソッドには大いに問題があります。日銀を介した物価上昇を狙う...とのことですが、物価が上がっても給与が値上がる確証はないため、物価だけが上がってしまい庶民の暮らしは一層苦しくなる一方になるという可能性が非常に高いのです。しかも2年後の消費増税は「やる」ということなのですから、内需なんて増えるはずもありません。余計に景気が悪化するのは目に見えています。

それから捨て切れないのは前回から指摘している不正選挙の可能性。長野県のとある投票所では比例代表区の政党候補を書いてある紙から日本未来の党が抜け落ちていたそうですし、そうした投票所での小さなトラブルが今回は多かったようなのです。そもそも投票所は「混雑していた」との声も多く寄せられています。(実際うちはどうだったかというと全体で45%くらいの投票率だったのですが、地元の方曰く、「低い数字ではない」そうです。)つまり不正選挙を疑う余地は大いにある...ということです。ここについてはまだ断言はできませんが、今後も情報を追って行きたいところです。(加えて言えば大敗した民主党も野田や前原、安住、枝野といったネオコングループがなぜか生き残っているのも腑に落ちないといえば腑に落ちない点であります...)

国民連合は実現しませんでしたが、むしろ戦いはこれからです。「脱原発」、「反TPP」、「消費増税凍結」...それらの実現に向けて、これからも努力していきたいところです。志士会としての活動方針はまた後日発表しますが、とかく日本の真の独立に向けて戦い続けようではありませんか。それでは本日はこの辺で失礼します,ジベリ!

0 件のコメント: