2015年1月1日木曜日

清和源氏ゆかりの地で、日本奪還を誓う

・清和源氏に馴染みの深い石清水八幡宮

皆さん、明けましておめでとうございます。2015年最初の記事は、今日行ってきた初詣について書きたいと思います。皆さんもご存知のとおり京都は現在大雪に見舞われており、我が家のベランダも雪で埋没しそうになっていますが、まぁとりあえずは元気でやってますw

・駅前にて(この時間はまだ晴れてました)

冒頭の写真にもあるように、今回参拝してきたのは京都市のお隣、八幡市にある石清水八幡宮。昨日、夜遅くまで起きていたこともあり、起きたのは10時前くらいのこと。それから準備をして、家を出たのが11時頃。12時前には八幡市駅に到着し、そこから男山ケーブルに乗り込んで山上を目指します。

・ずっと人大杉w

とは言ってもケーブルカーの所要時間は大体5分程度で、実際には歩いて登ってもそんなに時間のかかるところではない場所のようですが、まぁ折角というのと、その前日に買っていた京阪電鉄の乗り放題チケットの有効範囲だったということで、今回はケーブルカーに乗ることにしました。

・これに乗って山上を目指します

全国津々浦々にある八幡宮の代表格であるここには、沢山の人が詰めかけており、ケーブルカーに乗るまでが大行列だったのですが、5分に1回くらいのペースでケーブルカーは来るので実際には大して待たずに乗れたような気がします。

・男山からの景色(多分京都方面)

大入り満員のケーブルカーに揺られること5分程度。山上駅から本殿まではどんなにゆっくり歩いても10分くらいといったところでしょうか。成程これならお年寄りでも気軽に参拝に来れるワケです。ちなみに山上駅から程近いところにはちょとした展望台のようなところがあり、そこからはこのように街を一望することができるようになっています。

・多くの参拝客でごった返す八幡宮

ここで少し石清水八幡宮の歴史を勉強しましょう。平安時代の貞観2年(西暦860年)、清和天皇がこの地に社殿を建立したことがその創建であると伝えられており、その後ここは平安京の裏鬼門(南西)を守護する神社として公家及び朝廷から重んじられたといいます。また清和天皇が源氏の源流の1つ(清和源氏)であることから、源氏からも篤い信仰を受けることとなりました。

・お守りも買ってきました(1000円也)

武家の時代になってからもこの流れは続き、清和源氏の出身である足利や武田、徳川などがここを氏神としたことはよく知られた話です。そしてとどのつまり、僕もまた清和源氏をルーツに持つ家の出身なのですね。だからこそずっとここに来たかったんです。僕自身は元より、この国が大きな局面に立たされている今、それらに立ち向かう「力」を貸して貰いたかったのです。

・お供えされてある沢山のお酒(見知ったメーカーが沢山...)

ちなみに八幡宮の「八幡」とは何なのかというと八幡神(八幡三神)、すなわち主神である応神天皇と比売神、応神天皇の母である神功皇后のことなのですね。(※神社によっては仲哀天皇、武内宿禰、玉依姫命としているところも。)ちなみに八幡宮は全国に44,000あると言われていますが、では総本社はどこなのかというと、大分の宇佐八幡宮なのですね。その宇佐八幡宮に、ここ石清水八幡宮と鎌倉の鶴岡八幡宮を足したものが、いわゆる「三大八幡宮」ということになります。(※鶴岡八幡宮を福岡の筥崎<はこざき>宮とする説もある。)

・今年も大吉!

そして毎年恒例のおみくじ。例年は伊佐庭神社ですが、今年はここで引きました。結果は写真のとおり大吉。下降運というのが些か引っ掛かりはしますが、ともあれ内容を見てみようではないですか。「あなさやけ あな面白 あな楽し」というこれまた縁起の良さそうな歌のあとに解説文が。

願望:叶う
縁談:ととのう
交渉:仲直りすべし
方位:東北よし
住居:よし
商売:益々繁盛す
病気:全快す

いやはや今年も幸先良いです。ちなみに歌に出てくる‘さやけ’というのは形容詞(古語)で、漢字にすると「清け」とか「明け」とかって表記するものなのですが、光がさえていて明るい様や声や光が澄んでいる様、清らかで清々しい様を指すものなんですね。古文の勉強もできるSenichiさんのブログ。(自画自賛www)

・これは三ノ鳥居

その後、社務所で朱印を貰ったりしたあと近くを散策しつつ帰路に。また帰りもケーブルカーに乗るのですが、朝から(というか殆ど年を明けてからと言っても過言ではない)何も食べていないも同然だった僕はとにかくお腹が減っていたので、境内にある石翠亭という食堂でお昼を食べていくことにしたのでした。

・厄除けうどんとおにぎりで合計850円也

普段はもうちょっとメニューがあるようなのですが、今日はこのうどんとおにぎりのみの模様。「厄除けうどん」というありがたい名前のメニューですが、まぁ何のことはない普通のうどんです。ともあれ寒いときに食べる温かいものはやはり一層美味しく感じるものでした。

・やっぱり大混雑w

お腹も満たされたところで帰路に着きます。途中展望台にも立ち寄ったのですが、ここら辺から急に吹雪いてきたのですね。(あ、ちなみに展望台には谷崎潤一郎さんの文学碑があります。ここはしばしば文学作品の舞台にもなっているのですね・・・)

・満員状態の車内

そうしてまたケーブルカーに揺られること5分ほど。元来た場所に戻った僕は、近くを散策しつつ次なる目的地を目指したのでした。時間は14時30分を少し過ぎた頃だったと思いますが、吹雪は山の下も同様のようでした。

・賑わう駅前

男山ケーブルの乗り場及び京阪八幡市駅の前にはこのようにお土産屋や食事処が林立しています。思えば八幡市は石清水八幡宮の門前町をベースに発展した町なんですよね。(ちなみに市制スタートは1975年と意外と最近。2年前に公務員試験受けたくらいなんで、そのくらいの知識はあるのですw)本当はこの‘次の目的地’についても書きたかったのですが、ちょっとこれだけでかなりのボリュームになっちゃったので、とりあえずはこれにて失礼します。

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