2015年1月30日金曜日

背負ってる荷物が増えていく度に僕は いつかの聞き慣れた歌を口ずさむ

・およそ5年半振りの神田明神

・川越のクレアモールにて

ということで、僕は今朝東京から帰ってきました。今回はまた就活ついでに彼女とデートもしてきましたよ。と言っても僕がやや体調が芳しくなかったこともあり、あまり遠出したワケではないのですが...。

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ちなみにタイトルはNo Regret Lifeの「ストレンジャー」っていう曲の歌詞からの抜粋です。まぁ帰りのバスの中でこの曲を聴いてなんか感傷に浸ってたんですよね。(というか個人的に小田さんの声は涙腺に来るものがあるんですよw)

・今回もお酒をお供え

池袋のサンシャインバスターミナルに着いたのが29日の朝8時頃。そこからまずは程近くにある慰霊碑を訪れ、そしてお酒をお供えして帰るというのが最近のパターンになっています。現在はサンシャイン60という高層ビルのそびえ立つこの場所に、実はかつてあの巣鴨プリズンがあったのです。そしてこの慰霊碑のあたりに処刑台があって、東条英機らはここで最期を迎えたのですね。



尤も慰霊碑には「永久平和を願って」と書かれているだけなので、大方の人には一体これが何なのかすら分からない可能性も高いのですが、実はそういうものだったのですね。(2年前の記事でも書いてますね...)ここには今でも多くの人が行き来していて、ビジネスビルでもあるサンシャイン60には朝方多くのサラリーマンが喜怒哀楽のどれでもない表情で、そして無言でここに向かって駅から歩いてくるのですが、ここがどういう場所だったのかを考えると物凄く不気味でもあります。ただ供えられ続けている花等が、まだここを忘れていない人が僕以外にも居ることを教えてくれて、それに幾分か救われるような思いになります。

・神田川の上を行き交う沢山の電車

その後池袋のプロントで朝食を食べてから、まだ時間に余裕があったので神田周辺を散策することに。ここに来るのは実に5年半振り。まず目指すのは聖橋。聖橋といえばさだまさしさんの「檸檬」を思い出す人も多いと思うのですが、歌の中で食べかけの檸檬を放り投げた橋というのが丁度ここなのですね。

・聖橋(写真左手に小さくニコライ堂が見える)

ちなみになんでこの橋が「聖橋」という名前なのかというと、橋の両側にニコライ堂と湯島聖堂があって、つまり2つの聖なる場所を繋いでいる橋だからなんですね。ちなみに作られたのは1927年。昭和初期の東京の姿を今に伝える数少ないものの1つだったんですね。(この時期の物って個人的に好きなんですけどね。もう無くなってますけど同潤会ビルとかも・・・。その点大阪はその時期のものが未だに多く点在しているのが嬉しいところです。)

・神田明神は由緒ある神社です

そして神田明神へ。その起源は730年(天平2年)に武蔵国豊島郡芝崎村に入植した出雲系の氏族が大己貴命を祖神として祀ったことにあるとされており、おそらく東京では屈指の長い歴史を持つ神社なのではないかと思われます。その後江戸城の増築などに伴い場所は2度に渡って移転。現在の場所に移ったのは1616年(元和2年)のことでした。以降、ここは江戸の総鎮守として崇められるようになったのですが、ここを語る上で欠かせないのが神田祭の存在。山王祭、深川祭と並んで江戸三大祭の一つに数えられるほか、京都の祇園祭、大阪の天神祭と共に日本の三大祭りの一つにも数えられるこの祭りは、江戸時代より以前からあったようなのですが、現在のような大祭になったのは江戸時代以降だと言われています。



今日では2年に一回(因みに今年は開催年)、5月中旬頃に行われているのですが元々は旧暦の9月15日、つまり今の暦だと10月の中~下旬頃に行われていたことになります。つまり元々は秋祭りだったのですね。江戸幕府がまだ出来る前の1600年、会津征伐を控えていた徳川家康はここに戦勝を祈祷を命じます。またその後の戦いに際しても祈祷を命じていたと言うのですが、奇しくも祭礼日である9月15日に家康は関ヶ原で勝利、事実上の天下統一を果たすこととなるのですが、以上のような経緯から江戸時代、神田祭は徳川家縁起の一大イベントとなったのですね。(祭り好きの僕としては是非とも行ってみたいのですが、その時期には京都で葵祭もありますからね...。)

・絵馬がカオスw

それから、僕も知らなかったのですが神田明神は「ラブライブ!」という作品の聖地だったのですね。しかも秋葉原が目と鼻の先ということもあるのか、このように絵馬がエラいことになっているのです。(痛絵馬っていうらしいですねw)


・池袋北口付近にて

その後、ちょっと秋葉原を散策してから神保町へ移動し、本来の目的である就活を済ませると、池袋に戻って彼女と合流。宿泊先のホテルに荷物を置いてから、また夕食はいつものあのお店で...

・おでんとか焼き豚とか...

そう、豊田屋です。東京に来るとだいたいここで飲むのがパターンです。まぁ好きな店なんですよ。先月来たときはたまたま居合わせたリチャード・コシミズさんと談笑に耽ったのが記憶に新しいのですが、ともあれここは多くの人に愛されるお店なんですね。

・焼きそば(450円也)

ここに来るとだいたい一杯目はホッピーで、結局最後までホッピーなんてこともあるのですが、今回はちょっと久々に黒ビールなんかも飲んでみました。まぁでもここは何頼んでも美味しいですよ。それで一人2000円くらいあれば十分に呑み喰いできるんで、ホントに重宝してます。(あ、ちなみに豊田屋は1号店から3号店まであって全部池袋北口の一定のエリアに固まってるんですが、それぞれ少しずつメニューとか雰囲気が違うので、その違いを楽しみつつ、お気に入りを見つけちゃって下さいw)

・こないだ山崎蒸溜所で買った鮭とば(そして久々の登場の彼w)

それからホテルに戻ったのは20時前のこと。およそ1ヶ月ぶりの再会の日は、こうして楽しく過ぎていったのでありました。翌日は川越にも行ってきたのですが、クレアモール近辺に居ただけで、特に観光地には行ってませんw(次は久々にそういうところにも行きたいな・・・)

・やればできる子なんですよw

それからこれは彼女手作りのクランブルケーキ。まだ1~2個残ってるんですが、多分今日明日でなくなると思います。クリスマスにはクッキーを焼いてきてくれたりもしたんですけど、ホントに相変わらずお菓子作りの腕前はなかなかのものです。またしばらくは会えない日々が続くのですが、その間には僕もまだやることが残っているので、貰ってきた元気を糧にして、それに集中したいと思います。そして明日はまたバイト。今朝からの体調不良からまだ全快はしていないのですが、こっちはこっちで行っとかないとダメな状況なんで、何とか行こうと思います。そんなところですが、本日はこれにて失礼します,ジベリってことで。

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