2012年9月27日木曜日

俺の知ってる足湯と違う

・旧出雲駅には蒸気機関車が展示されている

・玉造湯神社

ということで今日はもともと一つの記事にまとめる予定だったのに予想以上の長編になってしまったために前編と後編に分けることになってしまった先週18日の出雲旅行の話しの続きを書いていきたいと思います。

・大梶は旧大社駅の目と鼻の先にある

まず最初はお昼ご飯を食べた出雲そばのお店、大梶。あまり知られていることではないのですが、出雲の蕎麦は岩手盛岡のわんこそば、長野の戸隠そばとともに「日本三大そば」の一つに数えられるくらい有名なんですよ。その特色は色がやや黒いことと香りが高いことで、だし汁を直接そばに掛けて食べる...という食べ方にもその特長があります。

・名物の三色割子そばは一人前800円也

あと写真を見て気になった人もいると思うのですが、出雲そばは通例この三段重ねで一人前なのです。僕は写真にある三色割子そばというのを食べました。いろいろな薬味の味が楽しめるので個人的にはお薦めのメニューです。因みに付属の蕎麦湯ですが、これはだし汁とブレンドさせて飲むのがその楽しみ方だそうです。だし汁自体がちょっと甘口なんで結構蕎麦湯と合うんですよ。食事のシメに是非飲んで帰って貰いたいです。

・出雲大社を模したとされる旧大社駅の外観

食事のあとは大梶の真向かいにある旧大社駅へ...。この神社を彷彿とさせる建物がその駅舎なのですが現役のものではなく、この駅舎は現在では観光スポットとして活用されているのです。

・駅舎の天井にはシャンデリアが備え付けられている

駅舎が作られたのは1912年。つまり丁度100年前なのです。その後出雲大社から程近い当駅は出雲の玄関口として大いに賑わったそうなのですが、1990年の大社線の廃線とともに駅は廃業。その後は旧駅舎として観光スポット化されることとなりました。

・旧大社駅のホーム(中央奥に出雲大社の鳥居が見える)

歴史ある建物ということで2004年には重要文化財の指定を受けており、加えて2009年には近代化遺産にも指定されている当駅舎ですが、駅構内は勿論、ホームや線路などもそのまま残されています。また冒頭の写真にあったD-51蒸気機関車も展示されていて記念写真を撮るには絶好のスポットとなっています。

・まがたま橋

次の目的地は出雲から車でおよそ30~40分走ったところにある玉造温泉というところ。山陰有数の温泉地であり、道後温泉にもゆかりのある少彦名命(すこなびこなのみこと)が発見したとされる歴史ある場所で、奈良時代に編纂された「出雲国風土記」にもその記載があるそうです。そのような経緯もあり、古くから「神の湯」とされてきたここ玉造温泉ですが、その名の由来はここの周辺で青瑪瑙(めのう)が採掘され、現地の人々が勾玉づくりを生業としていたことであるとされています。写真の勾玉をモチーフにした橋はその名残ということでしょう。(近くに勾玉作りが体験できる場所もあるそうな...)

・玉造温泉の足湯は無駄に熱い

道後温泉などと同様に、ここの温泉街にも足湯があります。温泉街の真ん中を流れる小川のほとりにあり、ちょっとした石垣を隔てたところに川の水が流れているような感じのところなのですが、ここの足湯、とにかく熱いんです。一応熱めとぬるめの2つがあるんですけど、そのぬるいはずのところですらとにかく熱いんですw

・フルージュなるミックスジュースは3種類あってそれぞれ300円(Sサイズ)

まぁそういうことなので、入るときはちょっと注意したほうがいいと思います。(僕はあまりもの熱さに川に入ることになりました^^;)まぁその熱い足湯に入ったあと、温泉街の店を見ているとべジフルージュという名前のジューススタンドがあったので立ち寄ってみることに。ここは野菜ソムリエがやっているそうで、野菜を使ったミックスジュースを看板メニューにしています。僕が頼んだのはバナナベースのやつだったんですけどあっさりしていて飲みやすかったです。これを飲みながら先程の足湯に浸かるのが正解なのかもしれませんw

・温泉街からは少し離れた場所にある玉造国際ホテル

本来は玉造温泉唯一の温浴施設である「ゆ~ゆ」という場所に行く予定だったのですが、どうやら休館日だったらしいので外湯をやっているホテルを幾つか探し、その結果行き着いたのがここ玉造国際ホテルだったということになります。

・玉造国際ホテルの湯船からは宍道湖を見渡せる(写真はホテルのロビーより撮影)

上記のとおり国際ホテルは温泉街からは少し離れた場所にあるのですが、ここの最大の長所は恐らく宍道(しんじ)湖を一望できるということでしょう。シャンプーや石鹸、あとタオルなどは備え付けであるのですが、温泉そのものは大浴場が一つあるのみで少し寂しい感じもしなくはないです。(とはいえ日帰り入浴であれば300円で入れてしまうので、あまり文句も言えないのですがw)

・お好み焼き&作者

温泉を出たあと、また下道をひたすら2~3時間走ってうちの弟の下宿先である東広島を目指します。折角広島に来たということで、夕食はお好み焼きを食べました。弟の下宿している場所の近く(といっても徒歩だと結構歩くことになる)にある(しおり)というお店です。広島風お好み焼きは好き嫌い分かれるみたいなんですけど、僕は結構好きなんですよ。

・島根県観光キャラクターの「しまねっこ」

もともと弟を送っていくのが目的ということもあって日帰りに短い旅でしたが、なんか久々に家族旅行できて楽しかったです。あとやっぱり出雲に行けたのはよかったなと。来年の式年遷宮に向けて島根は今盛り上がっているようですので、皆さんもよかったら足を運んでみては如何でしょうか?僕もまだ見てないものが沢山あるので、また数年のうち(できれば来年...)に再び出雲を訪れたいと思っているところです。そんなところですが、今日はこの辺で失礼します,ジベリ!

4 件のコメント:

智香 さんのコメント...

今年もまた、良い旅をしたんですね! 来年の式典には是非行きたいものです。

天王寺センイチ さんのコメント...

>智香さん
来年は僕も行ってみたいです。そう言えばどうやら伊勢神宮も来年は式年遷宮らしいのですが、出雲大社と伊勢神宮の遷宮が重なるのは前代未聞のことらしいですよ。それにあやかって(?)2013年が日本再生の年になってくれればいいのですがw

とうざえもん さんのコメント...

レポートありがとうございます。
玉造温泉の足湯へ立ち寄るつもりですが
ここの記事を参考にさせてもらいます。

天王寺センイチ さんのコメント...

>とうざえもんさん
コメントありがとうございます。今年はいよいよ出雲大社の式年遷宮ですね。島根観光楽しんできて下さい。