2015年8月12日水曜日

4度目の正直

・1年と4ヶ月振りの甲南大学

・マヨネーズ工場

・本日のベストショット(相変わらず無意味に歩道橋に登るw)

昨日は日付が変わってから家に帰ってきました。神戸新聞社の筆記試験、毎年4月にあるものが本年からの就活後ろ倒しの余波で4ヶ月遅れでの開催となったのであります。不正さえなきゃ筆記は受かるの合言葉は今回もおそらく健在。手応えは十分です。

・今年も弁当持参での参戦

家を出たのは朝10時前で、京阪&阪急の乗り継ぎで会場の甲南大学まで。着いたのは受け付けが始まる前の12時過ぎ。甘寧一番乗りレベルの到着となったところで、まずはお昼を食べながら自習タイム。なかなか幸先の良いスタートです。ご存知でない方々のために、ここでちょっと神戸新聞社の筆記試験に関する解説を。試験は①一般教養、②英語、③作文A、④作文Bの4つのパートから構成されます。

・ハーフタイム

一般教養はマスコミにありがちな形式。スポーツ分野を除けば兵庫に関するものは多くはなく、地元に関するマニアックな問題が多い京都新聞と比べるとやや性格が異なると言えるでしょう。英語はやや難しめですが、基本選択問題だったりで中日新聞ほどではないような印象...。で、特色があるのは後半2つの作文。写真が一枚出てきて「この写真を見て自由に作文を書きなさい」(400字)というのが毎回のパターンなのですが、今年はどうだったのかというと、1つ目は書店に並ぶ少年Aの「絶歌」が大写しにされたもので、もう1つは先日の女子サッカーW杯の決勝戦終了後のなでしこジャパンの面々を写したものでした。

・今年もウォーキング開始!

1つ目に関しては神戸新聞のコラムでも登場した3だけ主義を起点として、「あの本が普通に出版されてしかも大売れしていることが極めて異常」という論点で執筆。制限時間の20~30分くらい前に書き上げて終了。仕上がってみればなかなかの自信作に。2つ目はなでしこジャパンが観客に与えた勇気と感動を起点として、東京五輪の不当な金の使われ方に言及。アスリート育成のために使うお金をインフラに注ぎ込むのはおかしい、そんなオリンピックは要らないという論調で書き上げました。個人的にこれは気に入ってますw

・恒例の撮り鉄も...

で、作文を書き終えると颯爽と三宮へ向かって進軍開始。グーグル先生曰く、最短ルートで8.4Kmとのことなのですが、面白そうな店や路地を見つけちゃあ入ったり、あとは毎回恒例で横断歩道にも無意味に登ってたりするんで、多分実質は9Km近く歩いているように思われます。

・この歩道橋もなかなかお気に入り...

登山家に「なぜ山を登るのか?」と問うたら「そこに山があるから」と帰ってくるのと同様に、僕もまた「そこに歩道橋があるから登る」のであり、必ずしも対岸に渡ることを目的とはしていないのであります。僕くらいになってくると登ったときに見える景色がなんとなく予測できるんですよね。で、「あ、これは絶対当たりだ!」と思うと、もう登るしかないんですよねw

・本住吉神社

あと、今回はおそらく3年振りくらいに本住吉神社も参拝してきました。住吉神社といえば大阪のものが有名ですけど、実はこっちが本家だってする説もあるんですよ。実際に国学者の本居宣長もこれを主張しています。毎年5月の4~5日には地車(だんじり)の出るお祭りも開催されているそうな。祭り好きな作者としては何とも気になるところです。

・なかなか魅力的な路地...

途中携帯を充電して貰おうとauショップに立ち寄ったりしながら更に歩くこと1時間。場所は丁度大石駅の近く。何やら入ってみたいお店がいっぱいだったのですが、給料日前で現金をあまりもっていなかたことから断念。神戸新聞の記者になった暁にはここで梯子酒なんぞやりたいものです。

・灘もまた酒の街として知られる

写真左端に沢の鶴の建物が見えるのですが、この近辺は酒造会社が点在している場所でもあります。俗に「灘の生一本」なんて呼ばれるお酒を作ってるのがこの辺なのです。甘口の伏見の酒に対して灘のお酒はやや辛口。それゆえ「伏見は女酒、灘は男酒」なんて揶揄されることもあるのです。



僕は専ら女酒派ですが、たまには灘のお酒もいいものです。今宵は灘の酒を飲もう、そんなことを考えながら更に数分歩くと、巨大な歩道橋が見えてきます。この歩道橋は毎年通っているのですが、まぁお気に入りの場所なんですよね。

・やっぱ歩道橋に登るw

いい写真が撮れるからっていうのもあるんですけど、なんか単純に歩くのが楽しい場所なんですよね。写真だけで言うと、時間帯もなかなかベストだったように思います。冒頭のマヨネーズ工場もその近くであり、丁度その場所は阪神の西灘駅の程近くに当たります。

・長い歴史を持つ敏馬神社

で、そこを越えると敏馬(みぬめ)神社に辿り着きます。なんやかんやでここも毎年来てますね。現在の神戸港はもう少し西の方にあるのですが、昔は神戸の港はこの辺りであったようで、柿本人麻呂などの著名な歌人たちがここに因んだ和歌を残しています。敏馬というのはこの辺の地名のようなのですが、「みぬめ」とも「みるめ」とも読むようであり、先述の和歌の中には「見る目」を掛詞にしたものも多く見られます。(あと縁結び・縁切りにご利益のある場所としても知られているのだとか...)

・こんにちは、三宮

神社を越えると、三宮まではもう少し。だいたい20~30分で三宮に到着します。そして夕食タイム。いい店だらけの三宮界隈で僕が今日選んだのは高架下にある「ごん太」という店でした。歩き疲れていたこともあり、店に入るやいなや生中を部活終わりのポカリスエットのような速度で飲み干しますw

・キャベレツは380円也(生中も同額。ちなみに写真で既に2杯目w)

ごん太はいつも行っているおおえすの程近くにある居酒屋で、揚げ物から焼き物から海鮮まで、あらゆるメニューが揃えられています。一品目はオススメの一品というキャベレツをオーダー。キャベツを炒めたものを卵でオムレツ状に包んだもので、なかなか美味しかったです。(しかもこのボリュームで380円ですからねw)

・ごん太巻き(550円)と日本酒(500円)

で、3杯目には日本酒を。白鶴ですので間違いなく灘の酒です。ちなみに白鶴酒造は1743年創業とのことですので、伏見の月桂冠酒造に比べると1世紀ほど後輩ということになります。肴のごん太巻きはまぐろと山芋とキュウリを海苔で巻いて鉄火巻きのようにしたもの。店名を冠したメニューですが、これも個人的に結構気に入りました。

・十三駅で乗り換え

それから〆に梅茶漬け(これも380円)を食べたところで本日の飲みは終了。だいたい2800円くらいの会計になりました。22時半頃に三宮を出たので河原町に着いたのはもう日付の変わった頃でした。かくして相変わらず充実した1日を過ごしたのですが、流石に9キロ歩いたのは応えたようで、今日はほぼ寝て過ごす形になっています。

・ロゼワイン(祇園四条駅にて。というかまだ呑むんかいw)

明日から2日間はまた仕事で、それが終わると3連休。これは本当にただの休みなので、とりあえずノンビリやりたいと思います。まぁ写真のカップワインを見て「まだ呑むんかい」とツッコミを与えている読者諸君にもう1つ言っておくとすれば、帰宅後も呑んでいるということですなw そんなところですが、本日はこれにて失礼します。(はいそこ、「えー」とか言わない、僕は眠いのです。)ってなワケでジベリ!

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