2015年8月13日木曜日

SEALDsについて

いわゆる安保法制をめぐって様々な人や団体が反対の声を上げているのは周知の通りなのですが、その中でもとりわけ強い存在感を示しているのがSEALDsなる団体です。一体なぜここが注目されているのでしょうか?今日はその話をしたいと思います。

1、SEALDsとは?
結成は今年の5月と比較的新しい団体ではあるものの、ベースとなっているのは2013年に結成されたSASPL(特定秘密保護法に反対する学生たち)なる団体なのだそうな。名称は「自由と民主主義のための学生緊急行動(Students Emergency Action for Liberal Democracys)」の略称であるとのことで、その名のとおり学生(とりわけ大学生)を主体とする組織なのですが、OBなども参加しているようなので、必ずしも参加者全員が学生ということでもない模様。またSEALDsは地域ごとに関連組織を設けているようなのですが、その1つのSEALDs KANSAIが明日は京都で、そして来週は大阪でと、それぞれ大規模な街宣アピールを予定しているそうです。


しかも大阪にはあの白井聡さんが来るというのですから驚きです。巷では「SEALDsは共産党系」みたいな声もあるようですが、その昔赤旗に「うちのレーニン解釈と違う」というだけの理由で宣伝を載せて貰えなかった経緯のある白井さんをゲストに招くくらいですから、一概にそれは言えない気がするんですよね。(あそこは自民党以上にメンツを気にする不思議な組織なのですよw→まぁ共産党自体が多少変わりつつあるのかもしれませんが...)



 ともあれ、この組織の強みとしているところの1つは独自の思想や主義を持たないということ。この辺がノンポリだらけの昨今の大学生に受け入れられたのか、物凄い勢いでその勢力を拡大している...とのことなんですね。実際先日の自民党議員の失言でも話題になったように、彼ら(あるいは彼女ら)がこの法案に反対するのは「死にたくない」という切実な思いであり、そこに政治思想は介在していないのですね。僕自身、それはそれでいいと思うのです。本性として我々は死ぬことも殺すことも欲していない。その原理は物凄く大切です。

・ではあなたからまずは戦場へw

しかしながら、やはりそれだけでは不十分であろうというのが僕の考えです。これが戦いである以上、戦いは総大将の首を取らないと終わりません。本丸を制圧しないと我々は勝てないのです。ではこの法案の本丸とは何か?黒幕はいったい誰なのか?僕はそれらを極めてロジカルに示すとともにこう言いたいのです。求められれば僕はマイクを握る。そして真実を声を大にして語ると。


2、アメリカ言いなりの安保法制
多くの人が指摘するように、そもそも今回の安保法制は第2次(および第3次)アーミテージレポートでアメリカに示された通りのことをやっているだけであり、日本の自主独立とは全く関係がないのです。

・世にも奇妙な話である

それを言われると次は「支那が攻めてくるぞ、シナガー、シナガー!」と謎の呪文を唱え出す始末なのですが、何度も言っているように対日強硬派の上海閥(江沢民一派)の背後にはアメリカが居ます。というか、中華人民共和国を作ったのはアメリカ(およびユダヤ金融資本)なのです。同様に北朝鮮の背後にはアメリカやイスラエルがいますし、一事が万事そういうことなのです。そもそもバカの1つ覚えみたいに仮想敵国(当時)側の日本海沿岸部に原発を並べている時点でアホ丸出しです。僕は最近あれは一種の「人質」なのではないかと思うほどですw



では一体、安保法制の目的とは何なのかというと、勿論1つにはアメリカの世界戦略(もといNWO)の捨て石として自衛隊を使うことです。これは間違いないでしょう。だからこそ安倍政権は中東での活動を念頭に置いた想定を多くしているのです。2つ目には国内の軍産企業を活性化させること。実際にそうした企業は政権に寄り付いてきています。やぶれかぶれのアベノミクスの成長戦略、最後の矢は戦争だったのですね。またもう1つには、安倍晋三という男が自らのサティスファクションを満たすためにやっているという側面があるように思います。安倍政権は結局、戦後の忌々しい「大日本帝国は悪くない教」と「日本は負けていない教」という2つのカルト宗教に下支えされたものに他ならないのです。


3、黒幕はジャパンハンドラーズだ!
安倍政権を倒閣しても、それで戦いが終わるワケではありません。よしんばもう1度政権交代を達成したとしても、国民が真の敵が誰かを見極めていないと、また同じ結果になります。相変わらず野党はあまり頼りがいがありませんが、だったら市民サイドであの人たちを鍛え直すくらいの気概が必要なんです。そしてジャパンハンドラーズから日本を奪還するのです。今アメリカは破産寸前、先日のプエルトリコの一件もそれを象徴しています。日米友好は大いに結構ですが、アメリカと心中するつもりでないのであれば、他の道も模索していかなければならない局面に来ているのです。

・武藤さん、党首がこんなこと言ってますけどw?

安倍政権が危機として煽っているものはすべて実際には個別の自衛権で対処できるものばかりです。小沢一郎さんは「理詰めで攻めれば安倍内閣は年内に総退陣する」と断言してますが、これはまさにその通りなんですね。あんなデタラメがいつまでも続けられるはずがないんです。

それから最後にもう1つ。SEALDsが求めているという国民投票については僕は慎重な姿勢です。何故かって?勿論不正選挙への懸念があるからです。そもそも違憲の法案なのですから廃案を求めればそれで済む話なのです。話はそれからです。まず安倍政権を退陣させて、そして行く行くは解散総選挙に持っていく。それと同時進行で野党の共闘体制を整えさせるとともに不正選挙追求運動を展開し、絶対に不正ができない環境を作り上げる。それだけで自民党は終わりなのです。


4、ってなことを話しますw
こんな内容のことをたとえば河原町や梅田なんぞで訴えていようものなら、それこそ裏社会の面々はパンパースが何枚あっても足りないでしょう。気が狂ったようにまた暗殺計画を企てるかもしれませんし、冤罪で僕を不当逮捕しようとするかもしれません。でもそれも最早無理でしょう。そんなことをしたらこのブログに注目が集まってやっぱり行き着く先は大量覚醒。もう詰んでるんですよ。もう終わりですよ。

・よくぞ言った!(日刊ゲンダイ記事より)

SEALDsなど安保デモに参加している若者について巷では「そんなことをしていると就職に差し支えが出る」なんて言っている人も居るようですが、まぁそんな会社もあるんでしょう。(というか僕の周りにも確実に存在していますw)だけど戦争になったら仕事も何もかもパァですからね。3だけ主義じゃダメなんです。もっと大局的な視点を持たなくてはいけないのですよ。それに今は時代の転換期、異端こそがのちの主流派になり得るのです。だから「若者よ、異端になることを恐れるな」と。その言葉を結びとして、本日はお別れにしたいと思います。それでは皆さんおやすみなさい、ジベリ!

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