2008年8月2日土曜日

EXPO2005

    (トヨタ館内に展示されていた i-unit<高速タイプ>という一人乗りの車)


    ・イギリス館の外観。内部では主に英国式庭園が紹介されていた。

  ・翌日,「ささしまサテライト会場」にて撮影した、モリゾーとキッコロのアート



と,言う訳で今日は、前々から言っていた愛知万博(愛・地球博の思い出について話そうと思います。なぜ今日なのかというと、愛知万博を訪れたのが、丁度3年前の今日だったからです。滞在したのは一日だけで、長久手会場にしか行ってないのですが、とにかく楽しかったのを今もはっきりと覚えています。 あの溢れ返るような人の数,道を行き交う様々な文化,そしてあの熱気・・・そんなのをつい昨日のことのように思い出します。

  

8月1日,オレンジフェリーの夜行便にて、まずは大阪に渡りました。元から船に乗るとはしゃぎまくって殆ど寝れない方なのですが、このときは更に万博前夜ということで、一層,寝られませんでしたね。んで、翌朝,船で朝食を取った後、そこから次はバスにて会場のある長久手へ向かいました。人の量は半端無かったですね。文字通り,溢れ返ってました。周ったパビリオンは、覚えている限りだと、NEDOパビリオン→エジプト館→長久手愛知県館→中部千年共生村(周辺で軽く昼食)→カンボジア館→グローバル・コモン<冷凍マンモスの展示>→ガスパビリオン→夢見る山→トヨタパビリオン→<ロープウェー(キッコロ・ゴンドラ)で移動>→ロシア館→イギリス館…って感じだったと思います。あとも何個か行ったような気がしますが、あまり記憶にありません。                                

 特に印象的だったのは、「エジプト館」で、当地のゲストの方に、パピルスに神聖文字で名前を書いてもらったことや、「カンボジア館」で、アンコール遺跡のレプリカやジオラマなんかを見たこと,「夢見る山」で見た映画(?)みたいなやつが、あまりにシュールだったこと(後で知ったのだが、あの作品は、「攻殻機動隊」,「イノセンス」などの監督として知られる押井守が総合演出した作品だったらしい)などですね。その他のエピソードとしては、最後のほうになって、欲しかったTシャツを買い忘れていたことを思い出し、会場内を端から端まで凄い勢いで走った,帰りに乗ったリニアモーターカーの速度があまりに普通の電車と変わらず、肩透かしを食らった,なんてことがありました。その後,宿泊先の笠寺ワシントンホテルへ帰ったのですが、極度の空腹もあってか,ホテルで食べたピラフが妙に美味しかったことも、この旅の思い出の一つになってます。翌日は名古屋観光ということで、名古屋城や笹島にある万博のサテライト会場などに行きました。あと,「きしめん」も食べました。(たしか名古屋駅のどこかだったはず)その後バスにて再び大阪に戻り、大阪観光を2日ほど楽しみ、またフェリーにて愛媛に帰りました。

 

万博に行ったときの感動や受けた衝撃は、今でも忘れていません。世界中で紛争だの戦争だの言っている中,ああいうイベントを見ていると、それがなにかウソのように思えてくるんです。誰かと分かり合うためには、お互いが「違う」ということを理解しなくてはならないのです。 

 

いろんな国があって、いろんな人がいて、多様な文化があって、様々な考え方があって・・・。全ての人が同じ価値観や考え方を持つことはムリに等しいことでしょう。ですが、それでいいのだと思います。そうした「違い」を理解した上で、いろいろ話し合っていけばいいのではないでしょうか?そうした中で「ルール」を作り、それを守ることを心がけて行けば・・・。 

 

ところで、次回の万博は上海だそうですが、一体どうなることやら。(そもそもオリンピックが...。)ここまでの‘ひずみ’が、どこで噴出することになるのか・・・?中国共産党ってホントにルール無用ですからね。(自公与党やアメリカ政府も大概ですけど。)しかもムリのあることをかなりしてますし。「反日教育」で、外に不満を向けさせはしたけれど、結局,本質的な問題には目をやれてないってことですからね。自己主張をするのはいいけど、他者と付き合う以上,「決まり」ってありますからね。資本主義だろうと社会主義だろうと、ルールは有ります。ゲームでもスポーツでもそうですが、「ルール」があるからこそ、白熱した勝負が展開できる,というものです。「限り」がありからこそ、面白いんですよ,何でもそうですけどね。 

 

世界の平和を祈りつつ、今日はここで失礼します,ジベリ!

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