2012年8月30日木曜日

有馬旅行記①(六甲山ケーブル編)

・六甲山からの眺望

なんとあと1日で8月も終わりです。小中学生の過半数が恐らく宿題と孤軍奮闘している今日この頃かとは思いますが、本日は告知していた通りここから2回くらいに分けて前回の旅行について書いていこうと思います。第一回目の今日はとりあえず初日の19日に行った六甲山について...。毎度お馴染み写真満載でのお送りになると思いますので皆様お気軽に読んでみてください^^

・十三駅のパン屋で軽食を...

前夜少し遅くまで起きていたために本来の予定よりも1時間くらい遅めの起床となってしまったのですが、前日の雷雨が嘘のようにこの日は朝から快晴で気持ち良い旅立ちになりました。京阪電車でまずは深草から祇園四条へと向かい、そこから阪急電鉄に乗り継いでとりあえず六甲駅を目指します。途中十三駅内のパン屋で軽食を...。朝食も食べずに出てきてしまったのでお腹減っちゃったんですよねw

・これからケーブルカーで山頂まで登ります!

十三から三宮行きの特急に乗り込み、岡本で各駅停車に乗り換えて六甲駅で下車。そこからケーブルカー乗り場までは神戸市バスでおよそ10分程度といったところ。(因みに運賃は200円)ケーブルカーの乗車券は片道は570円で往復は1000円...なのですが、そのまま有馬温泉に行くのであれば山上バスの1dayパスと有馬温泉行きのロープウェイの乗車券がセットになった六甲・有馬一日乗車券(1700円)がお得で便利です。

・ケーブルカーの中はこんな感じになってます。

初のケーブルカー乗車ということで僕も彼女も2人揃って浮かれっぱなしだったのですが、急斜面を、山道を駆け上っていく感覚は他にないもので実に爽快でした。木々の隙間を、そしてトンネルをすり抜けていく感覚は、子どもならずとも冒険心をくすぐられること請け合いです。恐らく速度はそこまで早くはないと思うのですが、天井がガラス張りになっていて車内が開放的な作りになっていることもあってか体感的には結構早く感じます。

・六甲山ケーブルは今年で80周年を迎える

六甲山ケーブルは今から80年前、1932年(連載の話しにこじつけるなら5・15事件と同じ年ということになる)に運行を始めます。近代化遺産に登録されているという駅舎は構内も外観も非常に味のあるところで、ついつい足を止めてしまいます。

・六甲山開発に尽力したイギリス人技師、グルームの胸像

因みにこれは構内の階段付近にあった胸像。また例によって帽子を被せてみたのですが欧米の方は流石似合いますw この人物はイギリス人で名をアーサー・ヘスケス・グルームといい、かのグラバー商会の一員だったそうな...。六甲山の開発に尽力した実業家であり今でも大きな尊敬を集めている人物なんだそうです。また構内1Fにはちょっとした売店もあってお土産やちょっとしたドリンクなんかが変えるようになっています。

・屋上展望台からの眺望(神戸~尼崎方面)

その後ちょっと上に登ってみようということで2Fに行ってみたのですが、ここは展望台になっています。(昭和天皇もかつて訪れたそうな...。)外に一歩出てみてまず最初に思ったのは、とにかく涼しいということ。お盆が過ぎたとはいえ、まだまだ暑さの残るこの日の神戸市の気温は35度くらい...なのですが、ここの気温は25度前後、つまりおよそ10度ほど涼しいということになります。加えて穏やかな風が吹いていたので体感的には一層涼しく感じました。六甲山は「避暑地」という言葉がピッタリな場所なのです。

・お洒落な建物は資料館&休憩室になっている

・資料館にはケーブルカーや六甲山ゆかりの品々が並んでいる

展望台のほかに屋上にはケーブルカーや六甲山の歴史に関するちょっとした資料館もあり、ちょっと勉強も出来ちゃったりしちゃったりしちゃいます。そこの資料によれば、ここのケーブルカーは僅か数年足らずで作られたといいうではありませんか...。いや日本人ってすごいんだなって改めて思いますよ。

・六甲ケーブルの山上駅は歴史ある建築物で近代化遺産にも登録されている

ここから先はバスでの移動。次なる目的地である六甲山ガーデンパレスを目指す...ということになるのですが、なんかここまででも結構な文量になってしまったので、今日はこの辺までということにしたいと思います。次回もお楽しみに,ジベリってことで。

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