2014年4月24日木曜日

映画レビュー:森崎書店の日々

ということで、本日2つ目の記事はまたしても映画レビュー。「森崎書店の日々」は、本の町神保町(東京)を舞台にした八木沢里志原作の同タイトルの小説を映画化したものであり、ちなみに小説では続編も作られているようです。

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ストーリーは主人公の貴子(菊池亜希子)が彼氏だと思っていた同じ職場の男に「結婚する」と捨てられてしまうところから始まります。会社を辞めて塞ぎ込んでいるところに神保町の古書店を営む叔父のサトシ(内藤剛志)から「仕事を手伝ってほしい」との連絡が入り、だれかの助けが欲しかった貴子は神保町へと向かいます。
・神保町には沢山の古本屋が立ち並ぶ(撮影は今月11日)

仕事も恋人も失い、絶望していた主人公が神保町や古本の魅力、そして叔父の暖かさに触れて立ち直っていく...というストーリーの映画で、本当に最後まで何か大きな事件があるでもなく、ラブロマンスがあるワケでもない。ただひたすらに優しい時間が流れているだけ。でも人にはそういう時間が必要な時って多分あるんですよね。立ち止まってもいいんですよ。あるいは逆戻りしても...。そうすることでまた前に進めるんだったらそれでいいじゃないですか。

・(左から)菊池亜希子扮する貴子と内藤剛志扮するサトシ

あとこの映画、結構役者がいいんですよ。菊池亜希子さんも勿論そうなんですけど、助演の内藤剛志さんがホントにいいんです。内藤さん扮する貴子の叔父のサトシはなんかいつもニコニコしてて飄々とした感じなんですけど1回だけ怒るシーンがあるんですよね。勿論貴子のためにです。中盤で貴子は何があったかをサトシに話すんですけど、そしたら「お前を傷つけたやつを謝らせよう」と2人で元彼の家に乗り込むんですよね。

・ホントに何やっても絵になる人だよなぁ...

でも当の男の方はそんなもん意にも介せずといった感じで本当に酷い。なんでこんな男を選んだのか全くわからないのに加えて、コイツが結婚するっていう女がまた何っていうか化粧の上手そうな微妙なヤツで、しかも目の前が修羅場になってるのにアッケラカンとしてる感じでまぁ性格も悪そうなんですよ。(もう言ってやりたい、こんなもん別れて正解だとw)甥を無下に扱われたサトシは激怒。声を荒らげて最後には玄関のドア蹴ってましたからね。いや僕も従妹が同じ目にあったら多分似たような事しますけどね...そりゃそうですよ。

・その他共演には田中麗奈さん(写真左)も...

サトシをはじめとする町のちょっと変わった、でも優しい人たちに触れてすっかり神保町を好きになり、元気を取り戻した貴子ですが、その後どうするのか...まぁそこは映画を見てのお楽しみということで。観たあとにちょっと幸せになれる映画ですので、ちょっと最近元気のないっていう人にもオススメです。(それから観たあとにはきっと神保町と古書店に行きたくなってると思います^^)

・喫茶さぼうるのカフェオレ(450円也)

先日の東京滞在では靖国参拝の前に神保町に立ち寄ったのですが、本当にあそこはいい町なんですよね。古本屋さんもそうなんですけどカフェとか喫茶店もいっぱいあって、あと一歩路地に入ると町並みもなかなか素敵で...。

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ブログ強化週間も気付けば残すところあと2日。しかも明日明後日はバイトのある日ということでかなり時間的制約はあるのですが、なんとかこの企画を乗り切って26歳の誕生日を過ごしたいと思います。そんなところですが、本日はこれにて失礼します,ジベリ!

・映画「森崎書店の日々」予告編
https://www.youtube.com/watch?v=6M0vx8wLEbM

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