2016年11月2日水曜日

無人販売所で万引きするやつは死刑でいい。

・再掲載です、サーセンw

Twitterではもう言ってることなんですけど、またしても僕の自転車がパクられました。おまけに同志の一人は職場に荒らしが入ったとかなんとか。嵐と荒らし・・・この差はどこで着いたのやら。(←元から別モノだよ。あいつらずっと待ってるやつなんて居ねぇよ。あいつら生まれながらに負けてるよw)

・お神輿の巡行は明日3日とのコト

まぁ今日は結局ナンヤカンヤで仕事どころじゃなくなったので事後処理のあと昼過ぎからは淀に出掛けてきました。本来は来来週に休みを取って出かける予定だったのですが、その手間が省けたのと與杼(よど)神社のお祭りが覗けたのとである意味ラッキーでもありましたw

・木田醤油のある美豆は風光明媚な場所

淀に何をしに行っているのかというと、早い話が醤油を買いに行ってるだけなのです。で、ついでに虎翼っていう惣菜屋に寄りたいんですけど、そうなると虎翼は木曜が定休であり、一方木田醤油は土日が休みなので、こうして別日に休みを設けて行くしかないのが実情なのです。

・謎のロータリー

木田醤油のある美豆(みづ)までは、京阪の淀駅から歩くことだいたい15分程度。淀は元々が城下町なのでその痕跡を残すところも少なくありませんが、淀城自体がもはや原型を止めていませんし、街もかなり様変わりしてしまっているので、いわゆるザ・城下町的な雰囲気が楽しめる場所ではないのです。

・木田醤油

そんな中で、昔ながらの佇まいをしている建物が多いのが木田醤油やその周辺なのです。(木田醤油自体が150年の伝統を持つ場所ですからね...。)この辺はおそらく商人の住む地域だったと思うのですが、今となっては中心地よりもこっちの方が趣ある建物が残っているというのが面白いところです。

・美豆城跡(背景にはちょっと紅葉し始めている木々も...)

あ、前にも言ったように美豆には美豆城というまた淀城とは別のお城があったのです。大正くらいまでは何となく遺構が残っていたようなのですが、今はこのとおりその名残を感じさせるものも殆どありません。場所は丁度涼森神社の隣で、周囲には田園風景が広がっています。

・広がる田園風景

6月来訪時にはまだ田植え直後だった田畑が今はもう稲刈りも終えてやや閑散とした状態に。いやはや時が経つのは早いものです。あとこれは今日木田醤油に行ってみて気付いたことなんですけど、この辺りってまだ地域に住む住民同士が何となく繋がってる感じがあるんですよね。





ちょうど僕が醤油を買いに行ったときは小学校の下校時間だったようなのですが、学校帰りの子どもたちが「木田醤油のおじちゃん」といって入ってきてましたからね。職人気質なのか、木田醤油のおっちゃんはちょっと気難しそうな感じもするのですが、子どもたちに囲まれているおっちゃんは楽しそうで何やらほっこりしましたよ...。

・区民誇りの木という大きなイチョウの木

木田醤油から少し歩くと、このブログにも何度も登場している八大龍王弁財天という巨大なイチョウの木を携えた小さな神社があるのですが、その真正面に無人の野菜販売所があるのです。

・野菜や果物がなんと1つ50円で売られてました

何となくのイメージですけど、こういうのがある地域ってなんか安心できますよね。(伏見だと、たしか乃木神社の近くにもあったよな気が...)タイトルにもあるんですけど、こういうところで万引きすりやつは死刑でいいですよね、もう。ちなみに僕は何を買って帰ったのかというと、土生姜と干し柿なんですね。(生姜は夕食の冷奴に添えたのと、干し柿は食後のデザートにでもしようと思ってます。)

・淀本町商店街(丁度人だかりが出来てるのが虎翼)

その後、偶然見かけたスーパーマーケットを物色したりしながら淀駅方面に引き返し、淀本町商店街を覗いていくことに。與杼神社のお祭りとの抱き合わせということで、商店街も今日はいつもより長めに営業していた様子。虎翼にはいつもに増しての人だかりが出来ていました。

・虎翼のチキンカツは一枚108円也

丁度お腹もすいてきていたので、また魚楽にでも寄って行こうと思っていたのですが、行ってみると店はお休み。そう言えばここは水曜定休でした・・・。まぁ空いてないものは仕方がないということで、虎翼に立ち寄ってお惣菜を買っていくことに。で、あとは駅前のミニストップでおにぎりと缶チューハイを買って、そのあとは淀城跡のベンチでそれを頂くのです。

・お堀と城下町を望む

ここが城だった面影が何となく残るのは駅の反対側、旧京阪国道(京都府道・大阪府道13号京都守口線)の方なんですね。特に夕暮れ時のここは良いんですよね。城跡特有の退廃的な雰囲気と暮れゆく空のコントラストはやはり絵になります。

・すっかり夜祭の様相

で、丁度食べ終わって神社の方に向かうと提灯に灯りが灯っていて、何とも楽しそうな雰囲気に。今日のはいわゆる前夜祭なんですけど、前夜祭ってのが一番楽しかったりしますからね。與杼神社は淀城跡に隣接する神社なんですが、どっちが先にできたのかというと神社の方なんですね。

・特設ステージでは殺陣ショーも

とはいえ神社がもともとあったのはここではないのです。どの辺りだったかというと、旧京阪国道を渡り、納所と呼ばれる場所を超えて更に桂川を渡った場所だったようです。(当時の地名は水垂村。現在の地名だと淀大下津町のあたりに該当する模様。)このお祭りのそもそもの目的はその旧社殿のある地域まで冒頭にある3つの神輿が渡御することにあったのです。つまりこのお祭りが始まったのは明治期ということになります。まぁ今日は前夜祭ということで神輿は出てこず、その代わりにステージで見せ物がやっていたのですが。

・なかなかに見応えのある演目でした

まぁ殺陣というのは早い話が見せるための剣術なんでね。剣道なんかで言う形(かた)とは別モノなんですけどね。あと芝居の要素もあるので剣舞のように一人でできるものではないというのも特徴でしょうか。




ちなみに斬る側の役は「芯」と呼ばれ、斬られ役の方は「絡み」と言います。まぁ昔ながらの役者の世界だと、新人は斬られ役から入るというのが常ですね。通例の時代劇だと2~3手の打ち合いを経て斬られる...というのが大まかな流れで、最後のラスボス的な人は何手もやり合って、そして芯の方の役者さんも斬られてピンチに陥ったりしながら最後にトドメを刺す。というのが王道パターンではないかと思います。




斬られ役で一番有名な役者さんはおそらく福本清三さんでしょう。あの「ラストサムライ」にも出演しているくらいですし、2014年には福本さんを主演とする映画、「太秦ライムライト」も公開されました。ハリウッドまでその名声を届かせた‘斬られ役’。いやはやその生き様は切り捨てられません・・・

・船乗りは世界共通で歌うのかw?

次の演目はかつて伏見~大阪を結ぶ重要な交通手段であった淀川三十石船で船乗りが歌っていたとされる舟唄の披露。まぁ一種の民謡ですね。それに途中ちょっとした小芝居や解説も挟みつつ、まるで船に乗っているかのような気分が楽しめる...というものです。




今となっては船で伏見と大阪を行き来することは出来ませんし、その意味でも本当に貴重な演目でもあると思うのですが、それにしてもこれといいヴェネツィアのカンツォーネといい、何故船乗りは歌うのか...。こういうのを探ってみるのも面白いかもしれませんね。

・たい焼きは餡の入ってないしっぽのところが一番美味しい

ちなみに出店ではたい焼きを買いました。なんか気付けばすっかり寒くなってしまい、こういう温かい食べ物が恋しい季節になりましたね。その後、僕はそう言えば近くに勉強会のメンバーが住んでるなということを思い出して連絡をしてみると、何やらあっちはあっちでPCのデータが飛んだとか何とかでその後処理を手伝うことに...。うちに帰ったのはついさっきなのです。(なおまだ晩ご飯も食べていないw)明日は元々休みの日ですし、とりあえず六波羅蜜寺と知恩寺の古本まつりには行こうと思います。それでは皆さんおやすみなさい、ジベリ!

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