2017年8月20日日曜日

【週刊コラム】一滴の朝露、映るセカイ【第36回】

・2人のレシピ

昨日はあの後うちに彼女が来て、一緒に晩ご飯(時間的に夜食に近いかw?)を食べました。今日は仕事ということでさっき家を後にしたので神戸に行くのはまたおひとり様ということになるのですがw ともあれ今日はその前にコラムを1本お届けしたいと思います^^
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・書を携えて街に出よ
先月大阪の串カツ屋で一人呑みをしているときのことだった。隣で飲んでいるサラリーマンの一団が話をしていた。そのうちのひとりが「万巻の書を読んだという人間は信用できない」と話していた。まぁ実際に一万もの本を読んだ人なんていないだろうというのがその人の言わんとせんところだったのだけど、なんとなく言いたいことはよくわかる。昨今は速読ブームもあるのだろうが、昔から読んだ本の数を自慢する人や、またそれを讃える傾向には違和感を覚えていたからだ。

・なんだかんだ、いつも本を読んでいる

僕にとっての本というのは、いつも何となくそこにあるものだ。「これ気になるな」と思ったらそのことに関する本を買う。だいたい中古で二束三文で買うのが常だ。(業界的にはあまりよくないのだろうけど...)で、面白いから読む。それがそもそもの出発点だ。だから「月にこれだけ読みなさい」と言われたら迷わず「嫌だ」と言うだろうし、「とにかく冊数を」という風潮も嫌いだ。




要はモチベーションの問題なのだけれど、僕が辿り着いたのは「楽しくなきゃ読書じゃない」ということだった。そしてこれは僕にとって学問そのものに言えることでもある。

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ついこないだ週プレの「’本‘人襲撃」というコーナーに、「役に立たない読書」という本の著者である林望さんという方へのインタビューが載っていた。そもそも教養というのは「役に立たない」ものである。実学だ虚学だと分けたがる人もいるが、往々にして実学とは虚学だし虚学は見方を変えれば実学でもある。要はそのカテゴライズ自体がナンセンスとも言えるのである。思えば藤原正彦さんがエリートの条件の1つとして挙げていたのが「意味のない教養をたっぷりと身につけていること」だったか。いつぞやに僕も言ったことだけれど、学問というのは突き詰めればある種の道楽でもある。

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そう言えばそのサラリーマンはもう1つこんな問題提起もしていた。「漫画は本に入るのか?」と。僕は入るんじゃないかな?と思っている。大切なのはそれを通して何を得たかだ。何かを学び取ろう、何かを楽しもうとする気持ちがなければどんな分厚い本を読んでも意味などない。かつて寺山修司は「書を捨てよ、町に出よう」と言った。だが読書に面白さを感じている僕は敢えてこう言いたい。「書を携えて町に出よ」と。さぁ、今日は何の本を持って出掛けようか?
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・何からでも学ぶことはできる

僕にとっては雑誌も立派な本ですからね。というか新聞が往々にしてだらしない中で幾つかの雑誌は頑張ってるなと思うことが多いですよ。特に先述の週プレは面白い特集とか攻めた内容の論説も載っていていいなと思って買っています。ってそろそろ出ないとランチに間に合いませんな。そういうことなので皆の衆、一旦ここで失礼仕りまする。皆様もよい一日をお過ごしくださいませ~。

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