2014年7月16日水曜日

伊根町旅行篇③:人類みな旅人じゃ~い

・海辺のルートを歩いていく...

・今回の旅に同行した小モンちゃん

・舟屋(ちょっとアップで撮影)

ということで今日は14日の朝から宮津へ引き上げるまでの内容を書いていくワケですが、伊根町旅行篇は次回でラストとなります。まだ帰ってきて2日と経っていないのですが、不思議なものでもう懐かしいやら恋しいやら...。またすぐにでも行きたい場所です。

・朝の景色(民宿からの撮影)

昨日夜の雨天から一転してやや天気の良かった14日朝。天気は次第に良くなっていくワケですが、朝の伊根町もなかなか風情があって良いものでした。相変わらず静かな時間の流れる部屋の中で、そんな朝のひとときを楽しみます。

・シンプルだけど美味しい朝ごはん

そして8時からは朝ごはん。焼き魚に白ご飯、卵と納豆、そして味噌汁と漬物というこれ以上ないシンプルな食卓ですが、逆説的に言えばシンプルに勝るものはないワケであり、白ご飯は焼き魚を最高に引き立てるのであります。

・置き手紙の裏面

食後は部屋に戻ってちょっと寛いだあと、撤退準備に取り掛かり、感謝の置き手紙を添えてチェックアウトへ。あ、ちなみにこれ筆ペンで書いてるんですけど、まぁ最近ちょっと筆ペンで字を書くのにハマってるんですよねw

・舟屋の街、伊根町

そこから少し歩いて昨日行けなかった道の駅へと行ってみることに。昨日の山側ルートではなく海辺の道を延々と歩いていくルートだったのですが、5分くらい歩くと入口に到着しました。(そこから鬼のような階段が続きましたがw)

・朝霧がかかった伊根の景色もまたいいものです

とはいえ、そこからの景色はまさに絶景と呼ぶに相応しいものであり、伊根の港町を一望できるという意味でもここは絶対訪れてほしいスポットであると言えるでしょう。やや天気は曇り気味ですが、朝霧に浮かび上がるような港町の景色は印象的であり、いつまでも見ていたくなるものでした。

・連続テレビ小説の舞台となったことを記念するモニュメント

ちなみに伊根町はその昔、朝の連続テレビ小説の舞台にもなっていたんですね。それが1993年の4月~10月に渡って放送された「ええにょぼ」というもの。主演は戸田菜穂さんで、ちなみに「ええにょぼ」というのは美人を意味する丹後弁なのだそうな...。

・鯵の桜干し(380円也)

ちなみに道の駅には2~3軒の食事処に加えて土産物屋も1軒あり、そこで僕は鯵の桜干しを買ってきました。(さっきの記事でホットプレートで焼いていたあれです^^)漁港ということで海産物がやっぱり多くを占めていましたが、お土産のお菓子なども売っているので、伊根町に来た際は是非一度はここに来ることをお勧めします。(営業は朝9時~夕方5時までとのコト...)



・まるでジブリ映画のようだ

伊根は海の町なのですが、一歩山側に入るとこの通りのどかな田園風景が広がっており、あたかもジブリ映画の世界に迷い込んだかのような錯覚に陥ります。優しい時間が静かに流れている、この町はそういうところなんですよ。この道の先に徐福伝説ゆかりの地である新井崎神社があるとのことで、行ってみたくは思ったのですが、道半ばにしてそこがあまりに遠すぎると知って断念w

・平田トンネルにて

そうして僕は来た道を引き返すこととなったのですが、帰りはちょっとルートを変えて、トンネルを通過する道を歩いてみることに。このトンネルを抜けると昨日泊まってた与謝荘の裏手あたりに出ることとなり、それからもう少し歩けば街のメインストリートへとたどり着くこととなります。

・伊根町には酒蔵がある

伊根町は日本一海に近い街として知られている場所なのですが、この街には1つだけ酒蔵があるのであり、それは必然的に「日本一海に近い酒蔵」となるのです。それがこの向井酒造。女性が杜氏(酒蔵の最高製造責任者)を務めていることでも有名な、知る人ぞ知る酒蔵なのです。


・こちらでお酒の試飲&販売をやってます

お酒は店で試飲することもできるのですが、ここのイチ押しは、赤米を使ったシェリー酒のような味わいのお酒。値段は少し高いのですが、次行った時には買って帰りたい一品でした。もちろん一般的な味の日本酒も売っていて、値段的にも丁度良かったので、僕はそれと丹後オイルサーディンっていうのを買って帰ってきました。

・伊根町にも八坂神社があるのです

こないだの記事でも言ったように京都は今、祇園祭の真っ只中なのですが、そもそもあれは八坂神社の祭礼である...ということはこれまでにも何度かお話したかと思われます。八坂神社はそれこそ全国にあると思うのですが、伊根町も例外ではありません。メインストリートのほど近くに、その神社はあるのです。

・伊根の八坂神社はちょっと高台にあるのです

そして更に面白いのは、伊根町でも7月下旬にこの八坂神社などの祭礼として伊根祭なるものが行われるということ。屋台船や神輿を乗せた船が行き交うその光景から、「海の祇園祭」とも称されているのだとか...。




ちなみに向井酒造でついでに買ったオイルサーディンというのはこちらになります。宮津駅の土産売り場ではこれが490円で売ってましたが、まぁ少しでも伊根にお金を落として帰ろうという気持ちもあったので、たしかに10円高くはありましたが、迷わず買った次第です。(後々分かったのですが、天橋立近くの土産屋では更に高い値段でこれが売られてましたw)

・本当に素敵な街並みです

そうしてボチボチ伊根町から帰ろうかと思っていると、ちょっと喉が渇いてきたので炭酸飲料でも飲もうかと思って自販でも探そうかと思っていると、喫茶店がるではないですか。じゃあ折角時間もあるし、メロンサイダーでも飲もうかと思って入ってみると、炭酸らしきものはビールのみ。

・生牡蠣(600円)と瓶ビール(500円)

だったらいっそということで、生牡蠣とビールでお昼から一杯。おそらくその日取れたであろう新鮮な牡蠣は本当に美味しく、伊根での最後の食事はこれ以上無いほど贅沢なものとなりました。(というか生牡蠣なんて食べたの何年振りだったろうw)

・店の窓からはこんな景色が見えます

あ、ちなみに店は「喫茶・お食事・おみやげ かもめ」というところ。バス停の目と鼻の先にあるオーシャンビューのお店なのです。店名のとおり、定食などガッツリ系のメニューに始まり、ケーキやコーヒーといった喫茶メニュー、そしてアルコールまで揃うオールマイティなお店で営業時間は朝の9時から夕方6時迄。(ただし季節により変更ありとのことで、ついでに言っておくと木曜が定休日なのだそうな...)

・伊根町は「いいね!」がいっぱいの素敵な町

そうして12時40分頃のバスで伊根町を立ち去りました。何かと波乱に満ちた日々を過ごしている僕でありますが、本当に全部終わったら先日伊根町で過ごしたような静かで優しい時間を過ごしたいものだなと思っていますし、そうでなくともまたリフレッシュに訪れて心を洗濯したいところです。ちなみに次回は何を書くのかというと、帰りに立ち寄った天橋立&帰りに乗った電車の話であり、完全なる「おまけ」です。ともあれ今日は夕方から嫁と宵山に行くのであり、その準備もあるのでここで失礼したいと思います。それでは皆さん、今年の祇園祭も楽しみましょう,ジベリ!

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