2008年4月27日日曜日

前哨戦の結果

本日開票された、山口2区衆議院補欠選挙は、民主党の勝利で幕を閉じました。まぁある程度予測は出来ていましたが、福田首相はこの後,どうするのでしょうか。更に劣勢になることは否めないでしょう。小沢さんからしても、あとはカードを切るタイミングだと思いますね。

ただ、よしんば民主党が次の選挙で政権を獲得しても、それで「めでたし、めでたし」となるのでしょうか?恐らくならないでしょう。ここからが勝負となるのでしょう。そもそも両者はイデオロギーも方向性も無い政党ですから、仕方が無いのかもしれませんが。自民党の目標と言えば「政権をとること」であり、その先は野となれ山となれという状態です。一方の民主党は「自民党から政権をとること」を目標に結成された政党です。そのため、一度政権をとってしまえば、目標は消えてしまうわけです。だから自民党も民主党も、「分裂」は免れないでしょうね。「政界再編」が起こる可能性はきわめて高いと言えましょう。

現在,日本には本来の意味での「政党」が一つしかありません。その一つとは「日本共産党」なわけで、同時にこの党の政策が、最も今の日本には適していると思います。左派革新政党として日本共産党が存在しているわけですが、明確な保守政党はありません。(今後,平沼さんが結党してくれる可能性はありますが...)

 ただ何にせよ,現在の日本の抱える諸問題を解決することは、今の自民党には出来ないでしょう。そして民主党も、今のままでは・・・。次の総選挙は日本にとってごく重要なものとなるでしょう。(最も大切じゃない選挙なんてありませんが。)僕もこれからは参政権を持つことになります。民主主義を支える一市民として真剣に考え、清き一票を投じたいと思います。選挙の際は、皆さんも投票には行って下さいね。何度も言うようですが、そういうことが民主主義の基本ですから。難しい話になってしまいましたが、今日はこの辺で失礼します。ジべリ!

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