2008年4月25日金曜日

翻訳・洋楽ロック⑪I Surrender(Rainbow)

(アルバムのジャケット。担当はヒプノシス。毎度のことながらかなりきてます。)

と、言うわけで今回はレインボーの往年のヒット曲,「I Surreder」をお送りします。この曲は1981年発表のアルバム『Difficult to crue』の最初を飾る曲で、シングルカットもされ、ヒットを飛ばしました。レインボーは、大御所リッチー・ブラックモア(ギター/ディープパープルの中心メンバーだった)を中心とするバンドで、まるで「モーニ○グ娘。」のような度重なるメンバーチェンジでも知られているバンドです。天才ドラマーとして有名な故人コージー・パウエルや、ブラック・サバスなどで活躍したヘビメタヴォーカリスト、ロニー・ジェイムス・ディオ,後にアルカトラスを結成し、イングヴェイ・マルムスティーンスティーブ・ヴァイという天才ギタリストを世に送り出したグラハム・ボネット(通称‘やっさん’),現在のディープパープルでキーボーディストを務めるドン・エイリー(この曲のキーボードもこの人。このアルバムの後、彼はバンドを脱退する),そしてこのアルバムからヴォーカリストとして加入したジョー・リン・ターナなど、本当にたくさんの天才を生み出したバンドなのです。この曲はちなみにバンドメンバーではなくラス・バラードという人の作った曲だとか。キャッチーなメロディと、ベタながら切ない悲恋を綴ったリリック。ジョーのヴォーカルも冴えてます。リッチーのギターもなんか「痛快!」ってな感じで。まぁ行ってみましょう!どうぞ↓

・RAINBOW - I SURRENDER - LIVE 1984

・Rainbow - I Surrender(Video crip)↓
http://jp.youtube.com/watch?v=EJ29pVhsdMs


「お手上げだぜ、

君の鼓動にやられたぜ。もう好きにしてくれよ。

優しくしてくれよ、

僕は君のモノなんだ。こんな気分は初めてだ。

気丈に振舞おうとしてるんだ,こんなつもりじゃないんだよ。

君からの電話を待ちぼうけ。

ねぇダーリン,僕のところに帰ってきてよ。


お手上げだよ,降参さ。

僕は君を相手に出来る器じゃ無かったよ。

冷たくしないで,優しくしてよ。

僕からの愛を感じてよ。

お手上げだよ・・・


分かってるよ,

まるで人生そのものだったんだ。あれがほんの数日だったなんて信じられないよ。

君が居なくなってから,

あぁ、君恋しさに僕の心はズタズタさ。行かないでくれよ。

どうしたら君は僕の所に居てくれる?僕が君を欲しがってるって知ってるはずさ。

僕の心を持っていかないで,僕はまだ君に恋してるんだ。


お手上げさ,降参だよ。

僕は君を相手に出来る男じゃなかったんだ。

覚えてるよ,忘れるもんか。

僕の愛を感じてよ。

降参だよ・・・



お手上げだ,降参だよ。

ダーリン,早く僕に優しくしてよ。

降参だ,あぁもうヤラれたよ。

僕の愛を感じてよ。

君にヤラれたよ・・・」


いやいや・・・。いかがでした?僕自身,こういう気持ちになったことあるし、ある意味,今もそんな気分なので、訳しながら、しみじみとした気分になってます。あり得ないほど好きなのに、その人は近くにおらず、なんとかしたいけど無情に時間だけが過ぎてゆく・・・みたいな。それで気付いたら、明日で僕は20代になってて、今日は10代最後の日な訳で(杜甫甫・・・)1桁から2桁になるというのに、9歳から10歳になるときは別段,何とも思わず、ただ誕生日ケーキとプレゼントのポケモングッズに浮かれてたのですが。<笑>まぁ兎に角,そういう背景もあるせいか、この歌を歌うと、過剰に感情移入しちゃいます。(「マジで愛してるぜー!聴いてくれ僕のダーリン!」みたいな。)まぁ点数はそれなりに高く付いてるから良いようなものですがな。じゃあ僕はこれから、温泉にでも行ってきます。(多分,もう一回くらい今日は書き込むと思います。)

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