2016年12月17日土曜日

【週刊ニュース】じゃあいつやるか、今じゃない【第5回】

先週これが休みだったのに特に理由はありません。まぁでもこれに関しては前にも言ったようにまだ模索の段階なんですよ。ですので丁度いい形が見つかるまで少々ご辛抱いただけたらと思う次第でありますw 



ともあれ今日のタイトル。これの元ネタが流行語大賞になったのが3年前といいますから時の流れの早さを感じますね...。何故このタイトルなのかは本日の主題でわかるんじゃないかと思います。

1、 どうしようもない“NIS”人間・安倍晋三
皆さんNISって何か分かりますか?これを見て「あ、新聞を勉強に使うやつ!」と思う人はきっとボクと近い感性と教養の持ち主だと思います。しかしながらそれはNIEであり、そもそも安倍晋三がNIEと聞いてもナンジャソリャ以外のナニモノでもありません。マルフォイ風に言うなれば「お前、字が読めたのか?」の次元ですからね、あの人はw 勿論違います。NISというのは「なぜ今それ?」の略なんだそうな...。たとえば7月のネット特番で小沢さんにワケの分からない質問をした若手社会学者がNIS人間だと日刊ゲンダイの記事は定義しています。

・小沢一郎氏怒らせた社会学者も “NIS”人間につけるクスリ(日刊ゲンダイ)
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/184170/1

まぁ学者という人種に比較的近い立場にあった僕から言わせれば学者というのはだいたいがアーティストや芸人がドン引きするほどの社会不適合者であり、この程度のぶっ飛んだ発言をすることなど珍しい話ではないのですが、それにつけてもこのときの古市さんの言動は意味不明でした。ブルックの「パンツ見せていただいてもよろしいですか?」がむしろ常識的に思えてくるほどの発言ですよ...



しかしながら上には上がいるもので、安倍晋三という人物はまさにNIS人間の最たるものなのです。安保法制然りTPP然りですがここにきてその傾向は加速。何の脈絡もない北方領土交渉や真珠湾訪問など、さんまさん風に言えば「誰か奴を止めなさい」状態ですからねw



まぁ全くもって笑えないのですが...。そもそもプーチン閣下は主権回復すらしていない日本に北方領土を返すほどお人好しでも阿呆でもありませんし、そんなことよりもやるべきは日ロ天然ガスパイプライン計画の1日でも早い実現だったはずです。



・大局観の無い男、安倍晋三

で、領土問題はとりあえず棚上げしておくのが得策だったのは言うまでもないことでしょう。それとも、もしや「私の代で(北方領土問題を)解決する」というのは「北方領土を完全譲渡する」という意味だったのでしょうか。何にせよ笑えないジョークはもう聞きたくありません。


2、カジノ法案可決
バカバカしいといえばこれも。カジノを含む統合型リゾート(IR)の設立を推進する法案が15日未明に可決されました。通称カジノ議連とも称される国際観光産業振興議員連盟が設立されたのは今から6年前のこと。メンバーには小沢さんや亀井さんの名前もあり、色々と「あーあ」な議連ではあるのですが、因みに今回の法案で自由党がどういう立場を取ったかといえば「反対」でした。特筆すべきは山本太郎さんでしょうかね。ちょっとこちらをご覧ください。

・山本太郎が議場に向かい「セガサミーやダイナムのためか」と本質を絶叫! (リテラ)
http://lite-ra.com/2016/12/post-2778.html

因みに映像がこちらにあります。迫真の大絶叫。これには拍手を送りたいと思います。山本さんが言うようにそもそもカジノなんざ無くとも既にこの国はギャンブル大国なんです。たとえば2010年のパチンコの売上高は19兆4000億円。まぁ近年はパチンコ離れもあるようですが、よしんば半分になっているとしても10兆円規模ですからね。しかしながらご存知のようにパチンコはギャンブルではないとされていて、この市場は半ばグレーなものになっています。

・たとえばダイ●ムは北朝鮮系だそうな...

因みにギャンブルとして公認されているのは公営競技である競馬と競輪、そして競艇。また公営くじである宝くじとtotoも公認ギャンブルということになります。ではその市場規模はといえば最も大きい競馬ですら3兆円少々。宝くじは9200億円と1兆円規模にも満たないほどであり、競艇もそれと同程度。競輪はおよそ6800億円と言いますからいかにパチンコの市場規模が異常であるかは明々白々です。(詳しくはこちらを参照)あ、ちなみにこれもよく言われることですが、パチンコは韓国では2005年に非合法化されています。向こうではメダルチギと言うそうで、その後は闇カジノとして細々とやっているそうですが...。あと台湾でもパチンコは違法化されているそうです。ま、要するに日本くらいなんですよ。あんな闇カジノが正々堂々と営業している国は。

・こんな調べも(こちらより)


そもそもカジノって今斜陽産業なんですよね。ラスベガスも倒産が相次ぐ状況のようですし、韓国も目立った成果は無し。マカオは中国政府のマネーロンダリング機能として働いていた時期は儲けが出ていたようですが、習近平が綱紀粛正を始めるようになってからはそうも行かなくなり急失速しているのが現状。要するに経済効果はそもそも殆ど期待できないのが実情なのです。



ちなみに安倍政権はカジノをインバウンド(訪日外国人旅行客)ターゲットの一環として位置付けているようですが、外国から日本に来る人たちというのがそもそも何を求めているのか分かっているのでしょうか?ちょっとこちらのランキングを見てみましょう。

・外国人に人気の日本の観光スポット ランキング 2016
http://tg.tripadvisor.jp/news/ranking/inboundattraction_2016/

1位は最早このランキングの殿堂入りといってもよさそうな伏見稲荷大社。2位以降も目立つのは「日本らしさ」のある場所だったり「そこにしかない」ものだったり...。既にいろんな国にあるカジノにそれほど人が来るとは思えません。要するにインバウンドというのは一種の方便であり、「早くカジノを作りたい」というのが実のところなのでしょう。そうすることで各々の政治家に何らかのリベートがあるのかもしれませんが、何にせよバカバカしい話です。


・おまけ:トランプさんの人事について
それからもう1つ。年明けの大統領就任を待ちながらも着々と準備の進むトランプ政権について。富裕層オールスターズなんて言われているトランプ政権の面々。たしかにカネ持ちが多いのは一目瞭然ですし、少なくとも今は共和党の重鎮にも考慮した人事をしなくてはならない部分があるのもまた事実でしょうからね・・・




まぁでもとりあえず僕が思っているのはこういうことです。ま、しばらく様子を見ましょうよ。反乱分子は早かれ遅かれ‘改易’されるでしょうし、それに考え方を変えれば彼ら(トランプさん本人も含む)は少なくとも「買収」されることは無さそうですし、その意味では心配がないのかなとも思ってみたり...。ま、様子を見ましょうよ。話はそれからです^^
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・めりくり。

あ、真珠湾訪問については言及もしませんw あまりにバカバカしいですからね。「あぁ奇襲だと?知ってて敢えて泳がせたくせによく言うぜ」くらい言ってくれればちょっとは褒めてあげたんですけどね。というか今回のことってホモ田母神さんとかどう思ってるんでしょうね。そもそもちょっと頭の働く右翼であれば安倍が愛国者でも何でもないことは分かってると思うんですが、ぼちぼちネトウヨもとい安倍信者の皆さんも正体に気付きだしてるんじゃないですかね。



それが大量覚醒に繋がるかは分かりませんが、1人でも多くの人が目覚めてくれるのであればそれでいいのだと思います。少なくとも「無関心」よりはマシですよ。でもってネックの大量覚醒はその無関心な大多数の人々を巻き込まねば実現できないのであって・・・。ま、地道に情報拡散に努めるほかはありませんね。ちなみに明日は神戸に行ってきます。そして来週も神戸。一方我らがRK大将は今日が神戸講演で来週が大阪講演なんだとか。ま、僕は今回は2つとも行けないのですが、スケジュール空いてる方は是非とも足を運んでみてください。そんなところでありますが、僕はこれにて失礼したいと思います。ジベリ!

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