2018年2月14日水曜日

【週刊コラム】一滴の朝露、映るセカイ【第51回】

・職場の人とか従妹とかから貰ったやつ

はいはい今日はバレンタインデーですね。僕のもとには読者であるギャルの皆様から貨物列車のコンテナにいっぱいの量のチョコレートが...勿論届いていませんw 精々従妹と職場の友達から貰った程度です。(あ、彼女からのは後日届く模様です^^)




ともあれ一ヶ月ぶりの週刊コラム。もはやこの時点でパラドクスが発生しているのですが気にしないでください。まぁ時期的に恋バナ的なのをやったほうがウケはいいのでしょうが、ちょっとそれ以前にいい加減に触れておかないと「薄情者」のレッテルが貼られそうな一件があるので本日はそのネタをやります。(悪しからずご了承下さいますよう...)

・拝啓、星野仙一
先月初めに元阪神タイガース監督の星野仙一さんが亡くなった。阪神ファンと言いながら今の選手のことは大して分からず、助っ人外人の名前といえばブラゼルくらいで時空が止まってしまっている中途半端なファンなのだけど、僕が阪神ファンになったきっかけは間違いなく星野監督だった。星野監督のもとでドラスティックな改革を遂げた阪神タイガースは万年最下位でたけし軍団にすら負けるという忌まわしき黒歴史を過去のものとし、常勝チームへと変貌を遂げる。

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星野仙一を表す形容詞は紛れもなく「熱血」であろう。無論精神論だけでなく球団のしがらみなどを解消する政治力にも定評はあったし、実際阪神の再建も多方は「政治」に依拠するところが多かったのだけれど、ともあれ星野仙一というカンフル剤はチームの生まれ変わりに十二分な効果を発揮してきたといって間違いない。




しかしカンフル剤には副作用があるのが常でもある。星野監督の場合、それは「暴力」だった。愛のある拳といえば聞こえはいいが、体罰には違いない。僕自身も1人の教育者であるから厳しく言うが、体罰は教育ではない。もっと言えば暴力をともなく教育などない。




こういうことを言うと「じゃあお前が学校の担任でクラスに包丁持って暴れてる生徒がいても手を出さないのか?」と頓珍漢な言いがかりを付けるものがあるが、もしその仮定に則って言うなればその生徒を武装解除するのは正当防衛であり、そこに暴力が介したとしてもそれは体罰とは言えないし、「教育」はその先にあるものなのだ。

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星野さんの後任者として中日の監督になった落合博満さんはコーチ陣に「暴力は絶対に振るわないように」と念を押したという。星野さんの指導法への反面教師だったのだろう。余談ではあるが星野さんが成し遂げることのできなかった「連覇」を落合さんは果たしている。指導者(或いは教育者)としてどちらが上かといえば間違いなく落合さんの方になるのだろう。(あと僕は個人的に野村克也さんを大いに評価している。常勝チーム阪神を支えた初期メンバーの何人かは野村さんが育成した面々といっても過言ではないし、こと人材育成という面で言うとこの人が一番ではないだろうか?)

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尤も星野監督も途中からは丸くなった部分もあったようだし、人情味のある愛される人物であったのもまた事実のようだ。僕自身、教育論では少し相容れない部分もあるが、それでも嫌いになれない人物であるし、それだけの魅力がある人物だったのだろう。それに僕のように、この人をきっかけで球団を好きになった人も少なくはないのではないか。今一度その功績を讃えるとともに冥福を祈りたい。
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星野さんはネタ的な意味でも需要(?)のある人でしたね。その辺はヤネキもとい金本さんにも受け継がれているのでしょうかw?そういえば僕はこっちに来てからまだ一度も阪神戦を観に行ってません。今年は甲子園に行けたらいいなと思っています。ちなみに明日は休みなのですが、いよいよ今週末に迫った歴史DOフェスの準備に明け暮れるものと思われます。そんなところではありますが、本日はこれにて失礼したいと思います。ジベリ!

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