2007年10月31日水曜日

翻訳・洋楽ロック④Comfortably Numb

ハロー、気は確かなのか? 聞こえたら頷いてくれ、誰か居るのか?

来いよ、早く。 随分と病んでるらしいじゃないか。君の痛みを取り払うことが出来るんだ。

リラックスしろよ。最初にいくつかの情報が必要なんだ。
簡単な事実だけで良いんだ。 どこが痛むのか教えてくれないか?


後退しているのだから痛みは無い。 彼方の水平線には船の煙。
君はただ波に揉まれるだけ。 唇は動いてるけど、言ってることは聞こえない。
子供の頃に熱が出たとき、両腕を二個の風船のようにただ感じたことがあるんだ。
今また僕はそんな気分なんだ。 説明できないし、君に分かりっこない。 こんなつもりじゃなかったよ。
僕は快適な無感覚になったんだ。

OK、ちょっとチクッとするだけだ。もうそれで終わりなんだあぁぁー! 
ちょっとばかり気分は悪いかもしれないけどね。

さあ立てるかい?うまくいくって信じてるよ。

ショウの終わりまでしっかりするんだ。 来いよ、時間だぜ。


後退しているのだから痛みは無い。彼方の水平線には船の煙。
君はただ波に揉まれるだけ。 唇は動いてるけど、言っていることは聞こえない。
子供の頃、視界の端で一瞬垣間見たんだ。
振り返ってみたけど、もう見えなかった。
今は触れることは出来ない 子供は成長して、夢は消え去った。
でも僕は今、快適な無感覚になったんだ。


1979年に発表されたピンクフロイドのアルバム、『ザ・ウォール』に収録された曲。 この曲でのデイヴ・ギルモアのギター・ソロは傑作ともいえるものに仕上がっています。 作詞はロジャー・ウォーターズ。(『狂気』以降、作詞は全て彼がやっていた。) ウォールは、現在に至るまで、最も売り上げの多い二枚組アルバムとなっています。 主人公ピンク(ロックスターという設定。ウォーターズや、シド・バレットの姿等が反映されている。)の一大絵巻のような、ストーリー性のあるコンセプト・アルバムに仕上がっています。 この曲では、コンサートや私生活に疲れ果てたピンクがドラッグによって立ち直っていく姿が描かれています。
ピンクフロイドは、その後、『ファイナル・カット』の発表を境に崩壊(ウォーターズ脱退)します。ウォーターズと他のメンバー(特にギルモア)との確執が表面化したとも言える出来事でした。その後フロイドは、ギルモアを中心として復活、1987年に『鬱』を発表。(メイスン<ドラム>も参加)その後1994年には 『対』こないだ紹介したやつ。)を発表。(ライト<ボード>も復帰。楽曲も提供してます。) しかし、その後もウォーターズは戻りませんでした。2005年の「ライブ8」に際しては、再結成(ウォーターズも参加。バレットは戻らず。)し、周囲を驚かせました。(以前よりは仲良くなったようですが・・・。)
3人でのアルバムも94年以来、発表されてません。そろそろ作ってくれへんかなぁ・・・。

http://jp.youtube.com/watch?v=1Qt6b8B5Bd4←1980年、アールズ・コートでのライブにて。)
http://jp.youtube.com/watch?v=323wLJcNSdM←2005年、ライブ8での再結成ライブにて。)
写真解説・大学の図書館にあったフロイドの本。
<エンタイやた。はよ返さんとアカンわ。>レゴの人形にはあんまり意味無い。
じゃあ今日はこれにてっ、ジベリ!

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